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画・文 林 亨 |
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368-05.07 キバナノアツモリソウ 北海道と本州の中部地方以外の亜高山帯の林の下にまれに生える多年草です。 369-05.08 フジアザミ(キク科) 山のガレ地や川原に生える大形の多年草です。丹沢の沢登りを終え、ガレ場に来て最初に迎えてくれるのもこの花です。 370-05.09 クサボタン 本州の山地や草原に生え、高さが1m位になります。葉は長い柄があり3個の大きな小葉からなり、長さ4〜15p、幅3〜12p。不揃いな粗い鋸歯があります。 花は淡紫で長さ1.5〜2p。花弁が無く、萼片が4枚で基部は筒状になり先が反り返ります。外面に白い毛を密生します。 371-05.10 山の木陰に生える多年草です。本州、四国、九州に分布します。高さ20〜40p。 2010/09/06 キバナアキギリ(短編) 372-05.11 コウヤボウキ (キク科) 山地や丘陵の日当たりのよい、やや乾燥したところに多い小低木で、高さが60〜100p。一年生の枝は短毛のある卵形の葉を付けます。冬になると葉は落ち、二年生の枝は各節に3〜5枚の細長い葉を束生します。 385-07.02 ハナネコノメ
山の谷沿いの湿った所に生える多年草です。草丈は5〜8p位で花も直径5o位と小さく、花弁に見えるのは4枚の顎片です。白い顎片の中に暗い紅色の葯が8個ついて良く目立ちます。 本州中部(福島県〜近畿地方)に分布し、3〜5月に咲きます。高尾山でも6号路、琵琶滝の上の方に群生して咲く所があります。 387-07.04
イチリンソウ(キンポウゲ科) 落葉広葉樹林の林縁や林床、それに草原などに生える多年草です。根茎は横に這ってしばしば匐枝を出して群生しますが、同じ仲間のニリンソウと比較すると数は、はるかに少ないそうです。
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389-07.06
シラネアオイ(シラネアイオ科) 深山の林縁や林の中、または雪渓のそばなどに生えます。花茎は高さ15〜30cm、花後60cm位に伸びます。根茎は太く横に這い、根生葉は長い葉柄があって掌状に5〜11中裂します。長さは10〜30cm先端は鋭くとがって不揃いの鋸歯があります。 391-07.08 イワタバコ(イワタバコ科) 日陰の岩壁などに生える多年草で、夏に沢登りに行くと良く見かける花です。根茎に褐色の長毛があり、葉は葉身が10〜30cm幅5〜15cm楕円状倒卵形でやわらかく、表面の脈はへこんでいます。カットの葉は花に対して少し小さめです。 393-07.10 マツムシソウ(マツムシソウ科)
395-08.01 フユイチゴ(バラ科) 暖地の低山の木陰に生える常緑の蔓性低木です。茎は径が2〜2.5mmと細くて地面を這いまわり、又直上します。高さ約20〜30cm、褐色の毛があり、分枝します。 397-08.03 ユリワサビ(アブラナ科) 山の渓流のほとりに生える小さな多年草です。茎は高さ10〜20cmで、根生葉は柄が長くほぼ円形。長さ幅共2〜5cmで縁には波状の鋸歯があります。茎も葉も無毛で、茎には少数の卵形の葉が付きます。 399-08.05 サイハイラン(ラン科)
401-08.07 ミヤマシオガマ(ゴマノハグサ科)
高山の砂礫地や草地に生える多年草です。高さは5〜20pです。茎は直立して、上部に白く柔らかい毛が密生して、枝分かれはしません。 403-08.09 ハナイカリ
日当たりの良い山地の草原に生える1〜2年草です。高さは10〜20cm。幅1〜2.5cmで長楕円形。 405-08.11 アズマヤマアザミ(キク科) 山林内や林縁に生える多年草で、高さ1.5〜2mになります。花時には根生葉が無くなりますが、茎に長さ約25〜50cmの大きな葉がたくさん付き、羽状に中へ深裂して、刺があります。葉の基部は急に尖ってつき、茎を抱くことはありません。 408-09.03 クロモジ(クスノキ科)
山地に生えて樹高が2〜6mになります。葉は枝先に5〜6枚まとまって付き長さ4〜10cm、若葉には白い長毛が密生します。成葉は両面共毛が無く、裏面は帯白色になります。 |
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410-09.05 オオバキスミレ(スミレ科) 里山から亜高山帯の湿気の多い草地や林縁に生える多年草です。高さは5〜20cmで、茎葉は3〜4枚つけます。一番下の葉は離れてつきます。長さは3〜10cmで卵形で先が急にとがります。上部の葉ほど細長くなり波状の鋸歯があります。地下茎は匍匐して分枝し、場所によって大群落が見られます。
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412-09.07 コメバツガザクラ(ツツジ科)
高山帯の日当たりの良い砂礫地や岩隙に生える常緑小低木で高さは5〜10cmです。葉はコケモモによく似ていて長楕円形で5〜10mm、幅3〜5mmです。各節に3枚づつ輪生します。(コケモモは互生してつく所が異なります)
カリガネソウ(クマツヅラ科) 低山の林縁や沢沿いなどや湿りけのある場所に生える多年草です。高さは1m位になります。
ヤクシソウ(キク科)
日当たりの良い山地の乾いた所に生える二年草です。高さは30〜120cm。葉は互生し、根出葉は匙形で柄がありますが、開花時には枯れます。茎葉は低い鋸歯があり基部は茎を取りまくように付きます。
ヤマエンゴクサ(ケシ科)
山野の林縁に生える多年草です。高さは10cmくらいで、葉は柄があり2〜3回3出複葉で小葉は線形のものや丸いもの、切れ込みのあるものなどいろいろあります。
キバナノアマナ(ユリ科)
ジュウニヒトエ(シソ科) 山林の日陰に生える多年草です。高さは10〜25p。全体に白い軟毛が密生するので、葉は白っぽい緑に見えます。
423-2010.07 タカネツメクサ(ナデシコ科) 高山の砂礫地や岩場に生える多年草です。高さは3〜7p。地上茎はよく枝分かれして、カーペット状になります。葉は対生し針形で長さ8〜15o、先は鈍形です。基部は合生して筒型になっています。葉に1脈があります。
ボタンヅル(キンポウゲ科)
日当たりの良い野原や山に生えるつる性の半低木です。葉は柄があり対生で1回3出複葉です。小葉長さ2〜6cm。卵形で先は鋭く尖り、不規則な鋸歯があります。
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